インドでニートになった僕が旅をしてみた日々(その後)

インドで日本語教師をしていたはずがニートになってしまったのでそのまま旅をしました。旅中の体験や思ったことを。→無事に日本に帰国し今はNPO法人の理事をしながら旅×教育や多国籍ハウス兼交流拠点の運営をしているのでその話など

結構使える?インドで役に立つ嘘ハッタリ集!

40度を超える日々が続きいい加減干からびそうな、旅するニートだんぼ (@CoCdanbo)です。

「インドでは毎日が戦いだ」誰か偉い人がそんなことを言ってたようなないような。

そうインドでは毎日が戦いです。

買い物、移動、食事、常に誰かしらと戦っています。

そんな戦いを有利に運ぶための武器はそう、嘘とハッタリです。

「嘘つきは泥棒の始まり」子どもの頃から言われてましたが、同時に「嘘も方便」って言葉も習いました。

 

戦いに勝つためなら嘘も許される!ってことで僕が実際にインドで使った役に立つ嘘ハッタリを紹介します!

兄ちゃんの結婚式なんだ、、、頼む俺を日本に帰してくれ!

f:id:cocdanbo:20160427102749j:plain

家族のイベントを重要視するインドにおいて家族の結婚式は最上級な一大イベント。

これを使うとだいたいのことがすんなり進みます。

僕はパスポートを紛失した際に警察署で使いましたが、一週間かかると言われた作業が10分で終わりました。咄嗟にこの嘘が出た俺GJ!

警察署以外でもバスや鉄道の切符がないと言われた時にも使えます。

類似派生の嘘として

「母親の誕生日だから電話したいんだ!WIFIを使わせてくれ!!」ってのもあります。

おいおい、俺はこの街に住んでるんだぜ

旅行者と分かると旅行者価格をふっかけてくるのがインド。

別に悪いことではないですが、相場を知っている場合はちと面倒。

いつもの相場まで下がるように交渉するけど相手も強情、そんな時に使えるセリフ。

こっちが相場は知ってるんだぜはーん!って態度を見せると相手も諦めます。

オートリキシャや露店で使えるこのセリフ。

実際に住んでなくとも相場を知っていれば使えるので、是非使ってみてください。

いいの?俺の叔父さん日本大使だから!

インドって日本以上に縦社会、お偉いさんの一言でかなり無理が通ります。

そんなインドで使えるハッタリがこれ、自分が在印日本大使の親戚だと相手に思わせること。

大使でなくとも日本のお偉いさんだと思わせればいいのですが、分かりやすいのでこれをよく使います。

使いどきは、賄賂を要求された時や商店で面倒な客引きに捕まった時。

面白いほど効果があるので上記の場面に遭遇したら是非使ってください。

ちなみに名前を覚えておくとさらに効果的。

現在の在印日本大使は平松賢司大使です。

俺明日の朝移動するから今日が最後のチャンスなんだ!

すごく使っている嘘がこれ。

もうここには来れないから頼むよ!ってニュアンスで使ってます。

使いどきは、露店との交渉や飲食店が閉まりそうな時など。

お釣りがないから明日返すよって言われた時も効きました。

気をつけるべきは、この嘘を言った翌日に相手に会った時に対応。

バス逃しちゃってさ、てへ。って感じで見逃してもらいましょう。

え、俺ここの研究しているんだ!だから必要ないよ

f:id:cocdanbo:20160427021910j:plain

 

観光地に行くと無数によってくるのが偽ガイド。

大して話せないくせに、勝手にガイドしてきて後からお金請求なんてよくある話です。

ガイドがありがたい時もあるけど、必要ないときはこの手の奴らは本当に面倒で断ってもついてきます。

そんな時に使える嘘がこれ。

この遺跡のことを勉強をして既に知識があるから君のガイドは必要ないんだ!

そんなニュアンスを伝えてしまえば相手は諦めて去っていくでしょう。

恋人?いるに決まってるじゃん

インド人に出会うとすぐ聞かれるのが結婚しているかどうか、いないって答えるとさらに恋人の有無を聞いてきます。

ここでいないと答えると色々うざい展開が待っているので(同性愛を疑われたり、インド人と結婚しろだのこうだの)恋人はいると答えるようにしています。

特に女性の場合は恋人がいないと答えると勘違いしたインド人から無限に求愛されるので好みのインド人でなかった場合は恋人がいると答えるのをお勧めします。

 

日本のバイヤーなんだ!写真を撮らせてくれ!

f:id:cocdanbo:20160427105558j:plain

お店でいいもの見つけた!買えないけど写真だけでも撮りたい!!しかし写真厳禁。

そんな時に使える嘘がこれ。

日本で働いていて新しい商品になるものを探しているんだ、すごく気になるから写真を撮らせてくれ!

そうお願いすると結構な確率で撮らせてくれます。

バイヤー以外にもデザイナー、料理人なんかも使えます。

料理人と言って厨房の中を案内してもらっている最中に、「日本料理を作れ!」と言われた時は焦りましたが。

 

 

 

とこんな感じで嘘とハッタリをつきまくるインド生活。

嘘をつくのは悪い事だ!って言う人もいますが、旅を進めるためにたまには嘘も必要です。

インドで同じように困った場面に遭遇した時には是非この嘘、ハッタリで切り抜けてください!