インドでニートになった僕が旅をしてみた日々(その後)

インドで日本語教師をしていたはずがニートになってしまったのでそのまま旅をしました。旅中の体験や思ったことを。→無事に日本に帰国し今はNPO法人の理事をしながら旅×教育や多国籍ハウス兼交流拠点の運営をしているのでその話など

インドでお勧めな街③城壁に古代のロマンを感じるジュナガード(Junagardh)

現在地はインドの北部マナリ(Manali)に来ていますだんぼ(@CoCdanbo)です。

 

インドに到着したのが2015年8月5日だったのでついにインド生活10ヶ月目に突入しました。

インドに来てまあまあな数の街を訪れたのでその中から僕が自信を持ってお勧めする街を紹介します。

第3弾はインドの西端グジャラート州にある城壁の街Junagardh(ジュナガード)です。

第1弾と第2弾はこちら

cocdanbo.hatenablog.com

cocdanbo.hatenablog.com

 

起源はチャンドラグプタ王!?古代の王の記憶が残る街Junagardh(シュナガード)

 

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インドの地図を見てみると西の方に少しだけ飛び出ているカティアワール半島に気付くでしょう。

Junagardh(ジュナガード)はその半島の南部にあります。

日本からはまずムンバイに飛び、そこからアフメダバードに飛び、さらにそこから鉄道で移動する、そんな遠い街ですがこの街は歴史好きにはたまらない街です。

この街には2300年前の砦を始め、古い時代の建物が今を数多く残っているので僕は歩くだけでずっと興奮していました。

街の中心にある時計台を始め、インドらしくない建物が並ぶ通り、、、

この街の見所は2300年前の王、チャンドラグプタが建造したというウパルコート砦とインドライオンがいる動物園、そしてジャイナ教とヒンディー教両宗教の聖地であるギルナール山です。

街最大の見所、ウパルコート砦は市民の憩いの場!

Junagardh(ジュナガード)の中心にあるウパルコート砦は2300年前からこの土地に残る砦です。

古びて自然溢れる砦になっていますが、未だに毎日多くの観光客や市民が訪れる憩いの場です。

この砦の中には二つの階段井戸と、ブッディストケイブと言われる洞窟があります。

階段井戸はどちらも地下深くまで彫ってあり、圧倒されます。

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鳩の糞が多いのがちょっとアレですが。

ブッディストケイブの方は入場料200Rs取られるのですが、研究者以外行く価値はないです。

ただの地下二階まである部屋で3分もあれば見終わります。

ウパルコートは特に階段井戸の上り下りで体力を使います。後述のギルナール山の登山の後はかなりしんどいです。

インドライオンに会える!それ以外は普通はサッカーバーグ動物園

街の端っこにあるサッカーバーグ動物園はなんとインドで三番目に古い動物園らしくアジアに唯一生息するインドライオンに会うことができます。

入場料は20Rsで外国人料金も特になく入れます。

数多くの鳥類や、ベンガルタイガー、クロコダイルなどがおりなかなか豪華な動物園なのですが暑い時期に行くとどの動物をへばっており動きが見れません。

名物のインドライオンもこの通り百獣の王の威厳は何処へやら情けないポーズで寝ています。

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インドの動物園に来ると、いろいろ工夫されている日本の動物園すげーと思いました。

ジープでより開放的になっている新動物園を回るサファリツアー(25Rs)もあるのですがこちらでは少しだけ野生的な動物が観れるかも。

珍しい、ホワイトタイガーやホワイト孔雀がいるので動物好きにはたまらない動物園かもしれません。

 

あなたも魔法使いに会いに行こう!聖地ギルナール山

ジュナガード(Junagardh)の街から4㎞ほど離れた場所にあるギルナール山、ここはヒンドゥージャイナ教両宗教の聖地です。

9999の階段を上って頂上まで行くと聖人が祝福してくれます。

僕も登りましたがかなり疲れました、その時の様子はこちら

cocdanbo.hatenablog.com

 

頂上まで行かずに半分ほどの地点にあるジャイナ教寺院群もかなり素晴らしいのでジュナガードに行った人は是非登ってみてください。

ただし、この山に登った次の日はかなり体がきついので街の観光は登山の前にすべきです。

ジュナガード(Junagardh)の安宿、レストラン、美味しいジュース

 

ジュナガードではあまり安い宿が見つけれなかったのですが、僕が泊まった宿Raj Guest   Houseは300RsでWifi付きでかなり快適でした。

ダブルルームに一人で泊まったのですが、二人で泊まっても同じ値段のようです。

ドミもあったけど、外国人は危ないからダメだと言われました。

場所は駅から南に10分ほど歩いたところにあるGandy chowkを左に曲がってすぐです。

 

宿の目の前にはジュース屋さんなどが並んでいるのですがそこで売っていた一杯5Rsのマンゴージュースが最高にキンキンで美味かったです。

おそらく凍らせたマンゴーをシェイクにしているのかな?あれより美味しくてコスパの良い飲み物には出会ってません。

 

食事でお勧めは駅前の道を南下する途中にあるGeeta Lodge。

100Rsでグジャラートターリーをお代わり自由で食べれます。

いつもインド人で混んでますので少し早めの時間に行くと良いでしょう。

 

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Junagardh(ジュナガード)なんて普通の旅行者は行かないでしょうけど、行ってみると旅行者なれしてなくて素朴なインドを楽しめます。

古い町並みもとても綺麗で、ゆっくり過ごすにはお勧めの場所です。

アフメダバードから行く以外にも人気の観光地BhujやUdaipurからもバスが出ています。